第四十六章 「神聖救済組合」の巡羅たちの著しき冒険の終局、並びにわが優れたる騎士ドン・キホーテの大勇猛のことども。
ドン・キホーテがかういう調子で喋っている間に、一方では牧師補が頻りと骨を折って、その行為や言葉で認めらる通り彼がまったく正気を失っていることや、またよし彼を捕縛して連れて行ったところで、気違いのことであるので、どうせ許さねばならぬであろうから、